
世界一周で印象に残ったことは?と必ず聞かれるのですが、
私はケニアでのサファリツアーが1番でした!!
難易度高めのケニアへ安全に行く方法などをお伝えしたいと思います。
ケニアの三大国立公園について
ケニアには多数の国立公園があります。
その中でも人気の場所を三大国立公園とされています。
・マサイマラ国立保護区
・アンボセリ国立公園
・ナクル湖国立公園


マサイマラ国立保護区
マサイマラ国立保護区はアフリカの中でも有名なサファリを楽しめる場所です。
- 位置:ケニアの西部に位置し、ナイロビから車で約6時間
- 面積:公園は約1,840平方kmの広大な面積を持ち、大規模な自然保護区
- 野生動物:「ビッグ5」と呼ばれる、ライオン、アフリカゾウ、サイ、バッファロー、ヒョウなどの野生動物を高確率で見ることができる、野生動物生息数No.1
- マサイ文化:この地域はマサイ族が暮らす地域で、文化や伝統に触れることができる
- ベストシーズン:観光は通年行われているが、7月から10月にかけてヌーの大移動がある季節で、この時期は観光客が多い
アンボセリ国立公園
アンボセリ国立公園は、ケニアの南西部に位置する国立公園で、特徴的な景観と野生動物で知られています。
- 位置:ケニアの南西部、タンザニア国境に近い場所に位置している、ナイロビから車で4−5時間
- 特徴:キリマンジャロ山の麓に広がっており、天候が良い日にはキリマンジャロの雪を背景にして美しい景色を楽しむことができる
- 野生動物:象の群れが特に有名、公園内には多くの鳥類も生息しており、フラミンゴやペリカンなどが見られる(肉食動物はあまりいない)
- 観光:アフリカ最高峰のキリマンジャロとサファリを両方楽しみたい方におすすめ
ナクル湖国立公園
ナクル湖国立公園は、ケニアのリフトバレー地域に位置し、世界遺産に登録されている美しい自然保護地域です。
- 位置:ケニアの首都ナイロビから約160キロメートル北西に位置しており、この地域はリフトバレーの一部で、美しい湖と自然景観が広がっている、ナイロビから車で約3時間
- ナクル湖:公園の名前は、中心にあるナクル湖に由来している。塩湖であり、その塩分が高いためにフラミンゴなどの水鳥が訪れる。数百万ものフラミンゴの大群が有名だったが、湖の水位が上昇したため、今は小さな群れが見れる程度
- 野生動物:多様な野生動物を観察できる場所としても知られている。ライオン、ヒョウ、ガゼル、サイ、キリン、ヒポポタムなどが生息している。



マサイマラ国立公園とアンボセリ国立公園のどちらに行くか迷いましたが、野生動物を多く見たいと思いマサイマラ国立公園へ行きました!!
ケニアへの行き方
アフリカというだけで少しハードルが高い旅先ですが、ケニアとなるとさらにそのハードルが上がりますよね。
でも大丈夫です!意外と個人でも行けてしまいます!
詳しく予約方法やポイントを説明します。
ケニア・ナイロビへの行き方
ケニアのマサイマラ国立保護区の場所ですが、
アフリカのほぼ真ん中に位置しています。
ケニアの首都はナイロビで、ナイロビにジョモ・ケニヤッタ国際空港(NBO)があります。
まず日本から飛行機でこの空港を目指します。
日本からの直行便はありません。
エミレーツ航空やカタール航空などを利用し、ドバイ等で乗り継ぐ方法が乗継回数が少なく行きやすいです。
ケニアへの入国にはeVISAの申請が必須


ケニアの入国には電子ビザ(eVISA)の申請が必須です。
これを事前にしておかないと入国できません。
観光用eVISAの申請料:51ドル
有効期限:承認から3ヶ月間、1度の申請で入国できるのは1回のみ
申請が不要な人:16歳未満で親同伴の場合(親のeVISA申請時に子供の入力欄に記載必要)
必要日数:申請して1−2日で承認される(時期やタイミングによるため早め推奨)
コピーを必ず持っていきましょう!!!
上記のサイトから申請できます。
詐欺のサイトもあるので、必ず駐日ケニア大使館のサイトから申請しましょう!!
ケニアの入国にイエローカードは必要?
ケニアは黄熱病の危険地域に指定されています。
黄熱病が流行している国への入国やそれらの国から別の国へ入国する際には「イエローカード」という黄熱病のワクチン接種証明が必要になることがあります。
日本↔︎ケニアの往復の場合にはイエローカードは不要となっています。
しかし、乗継で滞在する国の条件等により必要となるケースもあり、打っておく方が無難です。
また、リスクも少なからずある地域ですので、自分の身を守るためにも打っておくほうが安心かと思います。



私は、ケニアの後にエジプトへ行く予定で、エジプト入国に必要だったのでタイで打ちました!その詳細もまたまとめたいと思います。
実際にエジプトの空港で提示を求められました!
マサイマラ国立保護区への行き方
ケニアへ到着して、さあ次はマサイマラ国立保護区へ行こう!となりますよね。
前述した通り、マサイマラ国立公園は首都ナイロビから車で約6時間の場所にあります。
そこまでの行き方としては、
- ツアーやホテルにジョモ・ケニヤッタ空港からマサイマラ国立保護区まで車での送迎をお願いする
- ナイロビのウィルソン空港から小型機を予約して行く(飛行時間約1時間)
の2つがあります。



私は、費用を抑えたかった点と、より安全に行きたいという点からツアーを選びました!
マサイマラ国立保護区へのツアーの探し方
マサイマラ国立保護区へは、空港からの送迎やホテル・ロッジ、ゲームドライブが含まれたツアーが多くあります。
調べるとたくさん出てきてどこがいいのか悩みます…
私が実際にどうやってツアーを決めたのかをご紹介します!
ツアー会社を見るときに意識したポイントは、
- 空港(orホテル)からの送迎がある
- 車(バンor4×4ランクル)を選択できる
- ロッジを選択できる
- 空港への到着時間と迎えの時間を調整できる
- 費用を抑えられる
日本語サイトなども出てくるのですが、英語にそこまでの拒否感がなければ、英語サイトのここをおすすめします!


なぜここをおすすめするかと言うと、日本語サイトで出てくるツアーも催行会社は現地のツアー会社になります。よくよく調べていると、上記のサイトで出てくる会社が多いです。
日本語サイトとここのサイトを比べると同じ会社でも値段がけっこう違います!
日本語サイトの方がお高めになっています。
また、日本語サイトに載っているツアーはパッケージ化されており、細かな要望は通りにくいです。
こちらのサイトで、行き先や日程で検索をすると、参加可能なツアーが出てきます。
その中で気になるところをまとめて問い合わせすることができます。
問い合わせると詳細が送られてくるので、その中で自分の希望と合うところを選びます。
私も3社に問い合わせをし、細かな内容を確認しました。
やりとりはメールで、英語になりますが、簡単な英語で通じます。
Google翻訳を活用すれば余裕です!



私の場合、飛行機の到着時間が早朝であることから、空港への迎え時間に融通がきくツアーを探していました!
英語で予約はちょっと…、海外のサイトは怖いな…っていう方にはこちらから日本語で予約できます。
おすすめのサファリツアー会社



で、結局どのツアー会社が1番いいの?ってなりますよね。
おすすめは「Beacon Safaris」です!


ここのツアー会社のおすすめポイントは、
- プライベートツアーがリーズナブル
- 空港への迎え時間を調整してくれる
- 車の選択ができる
- ロッジ・ホテルのグレードを選択できる
- ドライバーの気遣いが最高
- レスポンスが早く、丁寧だった



気になるのが、お値段ですよね!
2泊3日で1人 650ドル(約95,000円)
含まれるもの
・空港↔︎マサイマラ国立公園の送迎
・ロッジ2泊
・食事代(3日分)
・ゲームドライブ
・国立保護区への入場料
もろもろ込みでこのお値段、しかもプライベートツアー!
私はお安いなと感じました!
プライベートツアーで無かったり、ロッジのランクを下げたり、ランクルでは無くバンにしたらもっとお安くなります。最安値で400ドル〜とか。



自分の予算と希望に合わせて最適なツアーを探してみてください!
ちなみ、車はケチらない方がいいです!バンではなくランクルを推奨します。
空港からマサイマラ国立保護区までも長時間車に揺られますし、道路状況も日本ほど良くはないです。
また、ゲームドライブ中は公園内の道無き道を走りまくります。
乗り心地のいいランクルが圧倒的におすすめです!
【実際】マサイマラ国立保護区での実体験!
ケニアの空港の実際は?
ナイロビのジョモ・ケニヤッタ国際空港には、イスタンブールからターキッシュエアラインで行きました。到着時間は早朝の3時頃です。
まだ外が暗く、空港も静かだったのもあり、入国審査はけっこう緊張感がありました。
行く前にかなり調べていたこともあり、空港職員に賄賂要求されるだの、別室に連れて行かれるだのかなりビビっていたのですが、とてもフレンドリーな職員にあたり、スムーズに入国できました!
空港内はがらんとしており、入国し預け荷物を受け取ったあとはすぐに外にでる作りになっています。
送迎の時間まで空港内で待つことはできなさそうです。
入国審査を終えて、荷物を受け取ったら4時頃でした。
ピックアップ時間は5:30であり、少し時間があったので、ツアー会社指定のカフェで待っていました!


空港を出てすぐのところにある、「Costa Caffe」です。
夜中でも営業しているカフェで、店員さんが優しく、飲み物だけで長時間いさせてくれました。
ミルクティーを注文しましたが、ポットにたっぷり入っており、はちみつも付いていてとても美味しかったです。
空港の外はというと、夜中にもかかわらず何をしているかよくわからない人がずっとウロウロしています。とてもじゃないけれど、女子2人で外で待つことができるような雰囲気ではなかったです。
これがアフリカかーと思いました。
いよいよ空港から出発
空港にランクルで迎えに来てくれました!
後部座席は6人乗りでゆったりした空間でした。
大きなスーツケースも2つ乗せられましたが、プライベートツアーではない場合は大きな荷物は乗り切らないかも…


空港周辺は都市化しており、ビルやショッピングモールがありました。
思っていたよりも発展している!
車から見ていただけですが、街の雰囲気的にここは歩けないなと感じました。
スリや強盗が多く治安が悪いと知っていたのもありますが、歩いている現地人とかを見ていると怖いな…という印象が強かったです。




少し走ると都市部を抜けます。
山越えをしたら、だだっ広い場所に道路だけ作られているようなところをひたすら走っていきます。
道路はコンクリート舗装されているので、車の乗り心地は良かったです。
深夜到着便というのもあって、道中ずっと爆睡していました。笑


何もない道をひたすら走っていると時々町が現れます。








かと思えば、道路に大量の牛や山羊がいたり












すごいとこに来たなーという場所もあります。








同じケニア内でも貧富の差をとても感じました。
ガソリンスタンドは日本と同じレベル
カフェが併設されているところもあったり


ジョモ・ケニヤッタ空港からマサイマラ国立保護区までは車で約6時間
トイレ休憩とかあるのかな…と思っていたら、ちゃんとありました!
日本でも観光地によくある、休憩所とお土産屋とトイレが一緒になったような場所に2回ほど立ち寄りました。
最初はおそるおそる店内に入りましたが、入ったらすぐに店員さんが「トイレこっちだよ」って案内してくれて、トイレの看板はおしゃれで、意外と水洗トイレで清潔感があって、いい意味で予想外でした!
木彫りの動物のお土産がたくさん売っていて、売りつけられるのかな〜と身構えていたけど、全然押し付けてこなくて拍子抜け。
観光客向けのサービスが整った良質なお店でした!!








そんなこんなで車に揺られていると、ついにマサイマラ国立保護区の入り口へ


ドライバーさんが私たちのパスポートなどを持っていき、手続きをしてくれました。
その間、車の中で待っていたのですが…


おばちゃま達が民芸品を売りにくる!!!
窓は絶対に開けないことをおすすめします。
窓閉めて、いらないと言っても、ずっと外から声をかけてきます。
笑えてくるくらいのしつこさ。笑
無事に入場すると、すぐに


しまうまーーーーーーー!!!!!!!!
こんなにすぐいるものかとびっくりしました。
国立保護区内は、見渡す限りの草原で、道路も未舗装です。


ロッジまでの道中で、まだゲームドライブも始めてないのに、キリンやゾウも見ることができました。すでにもう大興奮!!
そしてついにロッジへ到着!








す、すてきすぎるーーーーー!!!!
何もないような草原の中に突如と素敵なロッジが現れてびっくり。
今回は宿泊したのは「Keekorok Lodge」です。
なんと5つ星ホテルでした!



ロッジについての詳細はこちらからどうぞ!




お部屋も素敵です。
蚊帳もありましたが、虫はほぼいませんでした。












お食事は3食ビュッフェスタイルでした。
ケニア料理から各国のメジャーな料理まで幅広く置いてあり、味は美味しかったです!




話は戻りまして、ロッジに到着し少しゆっくりしてからランチを食べて、
夕方から1回目のゲームドライブへ
野生動物を車を使って見に行くことをゲームドライブといいます。
ランクルがサファリ仕様になっており、天井が開きます。
車に乗りながら、野生動物を見ることができます!


1回目のゲームドライブで、ゾウ・インパラ・ヒョウ・ライオン・チーター・キリン・ハイエナ・バッファロー・ダチョウなどたくさんの野生動物を見ることができました!




















なんと捕食シーンまで


もう凄い!の一言です。
2日目は、ドライバーさんの提案で朝食ピクニックをしに行きました!
早朝に出発し、まずはゲームドライブを楽しみます。
その後、野生動物があまりいないところに車をとめて、ピクニック!
向こうに野生動物が歩いてるのを見ながらの朝食、最高でした。
こんな素敵な朝食なかなか味わえない。




朝食後、ロッジへ戻りゆっくりした時間を過ごします。
プールもあるので、楽しむのもありです。
その後、また夕方にゲームドライブ3回目に出発します。
何回行っても飽きない、楽しすぎる!
戻って、ロッジで夕食です。
夕食時には、マサイ族のダンスを見ることができます。
有名なジャンプも披露してくれました。




最終日、ドライバーさんよりもう1回ゲームドライブに行くか、マサイ族の村へ訪問するか希望を聞かれました。
私たちはマサイ族は夕食時に見られたのとマサイ族の村への入場料が1人20ドルいることから、ゲームドライブを選びました!
計4回のゲームドライブを楽しんで、朝の9時頃ロッジを出発してナイロビへ向かいました。
帰り道の途中にマサイ族の村の横を通ったのですが…


めっっっっちゃ観光地化された村でした。笑(行かなくて正解…)
また、約6時間車に揺られて帰ります。
帰りに休憩所のレストランでランチをしました!
このような外観のお店ですが、意外にもビュッフェスタイル。
ケニア料理でしたが、味付けが優しく日本人の口に合う。
お腹を壊すことも一度もなかったです。




15時頃にやっとナイロビに到着です。
フライトが翌日早朝4時なので、半日ほど時間があります。
治安の良い国であれば、空港で時間を潰せるのですが、なんせケニアなので万全に対策をして、
空港近くのホテルを予約しました。
セキュリティ重視でお値段は高めですが、ヒルトンホテルにしました。
驚いたのが、ホテルの敷地に入る時に車のセキュリティチェックがあります。
ホテル内に入る時も荷物やボディチェックあり。
やっぱり治安悪いんだなーと感じます。
ホテルから出歩ける雰囲気ではもちろんないので、ゆっくり過ごしました。
洗濯機があったのでとても便利でした!
ホテルから空港へは無料送迎が出ており、夜中でも問題なしです。
ナイロビ空港でのチェックインや出国審査、セキュリティチェックは時間がかかったので、早めに行くのがおすすめです!


まとめ
アフリカのしかもケニアへの旅行のハードル、少しは下がりましたか?
万全に準備をしていけば安全に楽しい旅行になります!
ぜひケニア・サファリツアーへ行ってみてください!
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